介護職は、自分の努力次第でキャリアを積む事が可能です。
無資格の状態からスタートした際には、介護の入門資格といえる介護職員初任者研修の取得を目指す人がほとんどです。
この時の方法は主に2つ、介護職としての勤務と並行して資格を取得する方法と、カリキュラムの受講に重点を置く方法が存在します。
働きながら取得する際には、現場で経験を積みながらキャリアアップが可能ですが、当然取得までに時間がかかってしまいます。
集中的にカリキュラムを受講する場合には、早ければ14日で取得する事ができるので、まずはこの資格を取得してから働くという選択肢もあります。
また、初任者研修を取得しておく事で採用確率が高くなるため、採用試験などにも有利に働きます。
初任者研修を取得した後は、上位資格である介護職員実務者研修の取得を目指す事で確実にキャリアを積む事ができます。
また、働きながらこれらの資格を取得していくとより多くの実務経験を積むこともできるため、介護福祉士の資格を取得する際に効率が良くなります。
介護福祉士は通算で5年かつ、900日以上の実務経験が必須となっており、上記でも紹介した介護職員実務者研修を取得している事が条件となっています。
つまり、初任者研修、実務者研修、そして介護福祉士の資格の順に働きながら取得していくことで必要な実務経験も同時に積むことができるのです。
このように介護職は実務経験を積んで資格を取得する事で確実にキャリアアップができるため、事前にキャリアプランを考えておくことが重要です。